Mr. Music Head

最近買った音楽とかなんかそういうの。


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Steve Vai "Passion and Warfare 25th Anniversary Edition"
The Claypool Lennon Delirium "Monolith of Phobos"

1枚目はスティーヴ・ヴァイが1990年にリリースした "Passion and Warfare" から25年経ったということで、それに合わせてリマスターした既存の曲と新規に曲を追加した "Passion and Warfare" と、"Flexable" と "Passion" の間に録音されたトラックを改めて再構築した "Modern Primitive" の2枚組の25周年記念盤です。リマスターについては90年のオリジナルがそもそも1990年とは思えないパッキパキの高音質なので、「よく聞くとちょっと違うかなー?」というくらいの違いです。なのでリマスターで高音質になったと期待して買うと肩透かしを食らうかも。
で、肝心なのは "Modern Primitive" の方。ザッパの影響をモロに受けていた "Flexable" から "Passion" でいきなり悟りを開いてヴァイ的宇宙に行っている感がありますが、その間に一体何があったのか…というのを窺い知ることができるかも知れません。とはいえ元のアイデアが古いというだけで収録は最近行われたものなので、音作りやアレンジはほぼ最新だったりするんですが。


Steve Vai - Bop! feat. Mohini Dey


Steve Vai - Never Forever


2枚目の "Monolith of Phobos" はPrimusのレス・クレイプールとジョン・レノンの息子のショーン・レノンがユニットを組んでリリースしたアルバム。ユニットを組んだと発表した時点で公開されていた曲が2016年とは思えないサイケデリックな曲でしたが、アルバムも全体的に2016年とは思えない古臭い音です。だがそれがいい。
レス特有のベースは相変わらず、そこにショーンのギターやボーカルが加わってPrimusやレスのソロプロジェクトとは違う雰囲気になっています。まあなんというかサイケとしか言いようがないんですが…。


The Claypool Lennon Delirium - Breath of a Salesman

Primusの一部の曲やDuo De Twangで使ったリゾネーターベースを引き続き使用しているようです。


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Levin Minnemann Rudess "From The Law Offices Of Levin Minnemann Rudess"

3枚目はトニー・レヴィン、マルコ・ミネマン、ジョーダン・ルーデスの3人。まあプログレを多少聴く人でなんとも思わない人はまずいないであろう組み合わせですね。2013年にセルフタイトルのファーストアルバムを出していますが、それに続く2枚目のアルバムです。
1枚目と基本的な路線は変わらず、しかしさらに表現の幅を広げ1枚目とは明らかに違うアルバムになっていてとても面白いです。いわゆるプログレはシリアスでヘヴィですが、そういう重苦しい雰囲気はありません。


Levin Minnemann Rudess - Back to the Machine

ところでこの "Back to the Machine"、Queenの "Machines (or Back to Human)" と対応するタイトルだと思うんですがそう思うのは自分だけでしょうかね…?
あとこの "From The Law Offices Of Levin Minnemann Rudess" の宣伝動画が全く宣伝になっていなくて好き。


ニック・ベッグスが「"From The Law Offices..." は俺たちを洗脳しようとするCIAの陰謀の一端だ、絶対買うな!」と慌てながら言ったり(その後にThe Mute Godsの宣伝が入る)、ジョン・ペトルーシが「LMR…LMRってなんだ…キツネザル(lemur)だ!僕キツネザル好きなんだ」と一人で勝手に語ったり、ブライアン・ベラーとマイク・ケネリーが「Lots of Marco's Rudimentsの略だろう(ベラー)」「いーや、Low brown Mainstream Reggaeだ(ケネリー)」とテキトーに言い放題で「Light Music Reunion!」と謎の合意に至ったり、その後もピート・レヴィンとパット・マステロットが出てきて同様にテキトーなことを言うだけです。

もっとも全員がトニー、マルコ、ジョーダンと何らかの浅からぬ関係があるという前提が必要になるんですが、レーベルとか全く関係なしに大御所ばっかり集めて何遊んでんのという。




Marco Minnemann - Above the Roses

上のLevin Minnemann Rudessにもいるマルコ・ミネマンの2016年のアルバム。2015年の "Celebration" はCDでリリースしていましたが、今回はどこのレーベルにもつかず自主制作、デジタルで自主的に配信(それ以外だとLPで発売)というちょっと試験的な手法でのリリースのようです。作詞・作曲・歌・演奏・編集を全て自分でやっているのはいつも通り。
CDBaby以外ではApple MusicとAmazon.co.jpで配信しているのを確認しましたが、11ドルでロスレスで入手できるのを考えるとCDBabyで直接購入するのが手間とクオリティの面ではベストかと思います。単純に高音質というならLPを買うと24bit/48kHzの音源がダウンロードできるとのことですが…。
ただ、自分の環境のせいかも知れませんがCDBabyで購入したあとにダウンロードするのがクッソ遅かったので、ダウンロードが遅い場合はひたすら待つしかないと思います。

で、この "Above the Roses" ですが。マルコ曰く
ABOVE THE ROSES contains a lot of dark, haunting, but also melancholic, peaceful and beautiful stories.

ということで、何やら暗くて深いテーマがあるようです。アルバムを通しての雰囲気はその通り重めというか割とシリアスな感じ。後半に行くに従って明るくなっていくという印象もあります。
その辺りが「暗くて不安げで、寂しくて、平穏で美しいストーリー」ということなのかなあと。

とはいえ今までのソロアルバムのように何かとアヴァンギャルドなスタイルなのは変わらないので、その点についてはいつも通りです。
しかしまあJoe Satrianiバンド、Steven Wilsonバンド、The Aristocrats、Levin Minnemann Rudessとあっちこっち忙しいのにそれに加えてソロ活動も並行できるってどうなっているのか。


というわけで今回はどれも既に知っているミュージシャンばかり。
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絵を描いたり音楽を聴いたりアレをアレしたりするのが好きです。長所は自分の短所がすぐ挙げられること、短所は短所だらけでどうしようもないこと。

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