あるイタリア人についてのアレ

私が好きなジャズの人に、Daniele Sepeというナポリ出身のイタリア人がいます。

正直なところ、ジャズとくくっていいものか分かりません。演奏する楽器はサックスやクラリネットなど確かにジャズというかクラシックというか、曲によってはきちんとジャズだったりもするんですが、全体的にはジャンル分けなど到底できそうもない人なのです。ワールド的、ヒップホップ的、ロック的でもあり、全部ごっちゃまぜにした感じ…?敢えて表現するなら、「ストレンジ」とか。

間違ってもイージーリスニングではないです。


日本国内では誰も名前すら知らない…というかイタリアの音楽についてかけらも興味がない、イタリアといえば「パスター!!」程度の認識しかない人もいますが、あらゆる意味ですごい人なんですよ。
まあ、国内盤のCDが出なかったりAmazonですら常時品切れ状態(単に入荷していないだけ)だったりするので、仕方ないといえば仕方ないんですが。最近の大手CD屋の店頭には99.9%ありません。

…が、Wikipedia(イタリア語版)を見ても分かるように、ほぼ毎年のように何かしらアルバムをリリースしています。最近はSepe個人の名義ではなくRote Jazz Fraktion、Ensemble Micrologus、Brigada Internationaleと連名でアルバムをリリースしています。
このエントリーの時点(2010/8/12)で最新のアルバムは "Fessbuk" という2010年にリリースされたものです。
Fessbuk
こんなジャケット。どこかで見たような気がしますね!


ヨーロッパの伝統音楽をSepe調にアレンジしたりしていますが、過去に出した自分の曲でさえも別アレンジで新しいアルバムに収録したりします。ただしそれがただの再録やリマスター、CDを埋めるだけのトラックということは決してなく、必ず(?)何かしらひねりを入れてきます。


Daniele Sepe feat. Shaone - Histoire de l'ouvrier (Storia dell'operaio)

最近のSepeはこんな感じ。これでもほんの一端です。
この曲のように超攻撃的な側面もあれば、きっちりジャズだったりもします。要するにムチャクチャなのです。
…というか、私自身イタリア語が分かるわけではないんですが、PVを見るだに…ねえ。

だがそれがいい。
これくらいでないと面白くない。歌が特別上手いわけでもないのに歌っちゃうところとか。いつも参加しているAuli Kokkoの歌が超上手いとか。


今までのアルバムを見る限り、労働問題や反戦をテーマにしているものが多いようです。政治的というか。
ネットもきっちり活用しているし、自らmp3で無料で配信しているし、ミュージシャンとしてはかなり先を行っているように思えます。そういう人に限ってマイナーだったりするというのはよくある話?



まとめると、面白いと思ったら抜け出せなくなります、と。
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絵を描いたり音楽を聴いたりアレをアレしたりするのが好きです。長所は自分の短所がすぐ挙げられること、短所は短所だらけでどうしようもないこと。

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